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最後のひとページ

 

 

本を購入してくれたかたがた、ありがとうございました。直接手渡しできたひとも、通販で購入してくれたひとも、これからお届けするひとも、すべて売り切ったあとにもほしいと声をかけてくれたひとだって、みんなみんなありがとうございます。

 

 

 

 

12月16日

わたしのことを忘れないで、と願ったその日から記録を始めました。

 

 

 

友人やすきだったひと、すきになってくれたひと、いますきなひと、尊敬しているひと、環境の変化、心境の変化

 過去と今が交差するいちねん、ほんとうにこの言葉通りのいちねんでした

 

 

 

この記録には言葉が足りてません 

わたしとそのひとだけがわかるそんな言葉ばかりです。

 

 

たとえば、3月7日

その日は告白された日、その日の言葉はいまの恋人に向けたものでした

 

 

 

たった一文だけど見るだけでそのときの心情や風景、空気、全てを思い出す これはもしかしたら一種のアルバムかもしれません。

 

数回書いた同じ言葉とか、なんども繰り返している言葉、空白の日、たくさんのひとに想像してもらいたいです。自分と重ねて言葉を刻んでほしい。そんな、そんな日々。

特別なようだけどほんとうはそんなことない、誰にでもある素晴らしい日々です。

 

 

 

わたしの本を購入したいと言ってくれて、会ってお話ししてくれたひとたちは会いに行ってよかったと思える人だけでした。ひととの出会いは時間やお金なんかよりも価値のあるものだね、ほんとうにそう思う。

 

 

 

 本もひとを選んでるよ

ときどき読み返してくれたらうれしいです

 

 

 

 

 これがロマンチック・ブルー最後のひとページ

 

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